週刊ベースボールONLINE

川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「巨人にも通信障害が起こっていた?」

 

ブルペン環境の改善要求をした田原。今季29試合に登板


原監督のカリスマ性


 巨人岩隈久志も獲ったんだね。てっきり楽天かと思っていた。さすがに補強も一段落と思うが、特に打者は、丸佳浩中島宏之炭谷銀仁朗、あとは新外国人の舌をかみそうな名前のヤツ……を獲った。まさにオフの主役巨人様だったね。

 もちろん、資金力もあるけど、俺は、原辰徳新監督のカリスマ性が発揮された補強だったと思う。時にはチームを壊してしまうような思い切った決断もするが、選手への気配りがしっかりでき、掛ける言葉に愛情と説得力がある。巨人以外でも、2009年にそれを感じた選手は多かったと思うよ。

 そう、原監督が指揮し、世界一になったWBCさ。実際、岩隈、中島は当時のメンバーだったし、もう引退したけど、杉内俊哉村田修一片岡治大の移籍組もそうだった。今の巨人のコーチングスタッフには、生え抜きも含め、あのときのメンバーがゴロゴロいる。

 これは、それだけ選手たちに原日本代表監督が・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

川口和久のスクリューボール

川口和久のスクリューボール

広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング