プロ野球12球団の選手やスタッフに自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「暑さ対策」です。
楽天・今江年晶「夏に痩せるのが、よく分かりません」
夏場に実力を発揮するベテランの今江(写真=榎本郁也)
「ずっと試合に出ていたときは、練習量を少し減らしていましたね。(本拠地が)マリンだったし、外なのであまり日に当たらないようにしていました。あとは食べ物ですね。ウナギとか肉とか、スタミナがつきそうなものを食べるようにしていますし、逆に生ものは食べないとか、そのぐらいは気を使うようにしています。
ただ、僕は夏に太るタイプなんですよね。水分は増えるし、しっかり食べられるし。だから夏に痩せるとか、そういうのはよく分かりません。
暑いより寒いほうが嫌なんですよ。ヒジが痛くなったりもするし。だけど暑いと、自然と体が動くじゃないですか。春先は全然ダメなんで、僕は暑い時期に結果を出さないといけないんですよ」
日本ハム・加藤貴之「『超気合』が酷暑に勝つ切り札です」
「僕は何も対策はしません。気合です(笑)。『超気合』で厳しい夏の暑さを乗り切ります。夏バテもあまり実感がないというか、今まで感じたことがありません。
強いて言うならば無理はしないことですかね。暑い中で体を酷使すれば、良いことがないですから。水分も頻繁に取ります。脱水症状にならないように結構飲むようにしていますね。
クーラーもガンガンにつけて過ごしています。寝るときもつけていることがほとんどです。つけたまま寝ると体調を崩す人もいますが、僕は大丈夫ですね。暑さを意識して特別な対策というよりは、自然にいろいろとやっている感じです。だから最後は気合です。『超気合』が酷暑に勝つ切り札です」
オリックス・若月健矢「一番こだわっているのが睡眠です」
「若さと水分補給とミネラルと睡眠と、あとは……気合です(笑)。どちらかというと冬派なんですけど、もともと夏も嫌いではない。水は普段からよく飲むんです。でも、暑くなるとより意識する感じ。ミネラルも気付いたらとるようにしています。球場でも場所によって、空調だったりで温度差があるときは気合で乗り越えています。
一番こだわっているのが睡眠ですかね。夜はクーラーをつけなく済むように、窓を開けて扇風機をつけて寝るようにしています。
高校時代から睡眠は質のいいものにしたいなと思っていて。実家にいたころは自分の部屋より涼しいんで、リビングで寝たこともありました。『あつ!』ってなる時間がもったいなく感じるんですよね」