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「夏の高校野球」ベストゲーム

よみがえれ激闘の記憶。あなたが選ぶ「夏の高校野球」ベストゲームは?

 

85年優勝のPL学園


 この夏、全国高校野球選手権大会が記念すべき100回大会を迎えるにあたり、最も多くの人々に感動を与え、記憶に刻まれたベストゲームを年代別にアンケート形式で選出します。

 このアンケート結果をランキング形式で紹介する全国高校野球選手権大会100回記念『名勝負ベスト100 ランキングBOOK(仮)』がベースボール・マガジン社より7月下旬に発売されます。

 野球ファンの皆様からのご投票をお待ちしております。

戦前〜1960年代


「全国高校野球選手権大会」の前身である「全国中等学校野球大会」は1915(大正4)年に始まった。24(大正13)年からは甲子園球場を使用。戦前で有名なのは33(昭和8)年の中京商−明石中の延長25回の死闘だ。中京商はこの年3連覇達成。戦争で41(昭和16)年から45(昭和20)年まで中止となった大会は戦後、浪華商の平古場昭二の力投とともに復活。60年代には徳島商−魚津や松山商−三沢の引き分け再試合の名勝負が展開された。

33年夏準決勝、中京商ー明石のスコアボード


46年、浪華商・平古場―広瀬のバッテリー


58年、40回大会の板東英二


69年、51回大会の三沢・太田幸司



1970年代


 1970年代、高校野球への注目度を一気に押し上げたのが、「怪物」と言われた作新学院・江川卓の登場だ。柳川商や銚子商が挑んだ試合が人々を引きつけた。56(昭和49)年から金属バットとなり、野球の様相が変わってくるが、それと時を同じくして登場した東海大相模・原辰徳と、鹿児島実・定岡正二らの激闘はファンを酔わせた。78(昭和53)年には「逆転のPL」の神話が誕生。79(昭和54)年には、箕島対星稜のドラマが生まれている。

78年決勝、PL学園サヨナラ勝ち西田真次


79年箕島ー星稜


83年8月9日、柳川商戦での作新学院・江川



1980年代


 1980年代は、早実・荒木大輔をめぐる「ダイちゃんフィーバー」で幕を開けた。82(昭和57)年にその荒木を打ち込み、空中戦時代を印象づけたのが「やまびこ打線」の池田、さらに83(昭和58)年にその池田を倒したのが、桑田真澄清原和博の「KKコンビ」のPL学園と、連綿たる主役交代のドラマが展開された。PL学園はKKコンビ卒業後の87(昭和62)年に春夏連覇。平成最初の89年には、帝京が決勝で仙台育英を退けている。

82年準々決勝、池田―早実


甲子園での荒木大輔



1990年代


 沖縄水産が1990(平成2)、91(平成3)年と決勝に進むが、連続準優勝。92年(平成4)年には星稜・松井秀喜の5打席敬遠が話題に。94年には佐賀商が決勝戦を満塁弾で勝ち越して九州決戦を制した。96(平成8)年の松山商の「奇跡のバックホーム」も忘れ難い。90年代最大の盛り上がりは、横浜の松坂大輔が対PL学園、対明徳義塾、対京都成章とドラマチックなゲームを連発した98(平成10)年。「松坂世代」の選手が激闘を繰り広げた。

92年、松井敬遠


96年、松山商-熊本工バックホーム


98年、横浜・松坂大輔



2000年代


 この年代の初頭は打撃戦が目についたが、2003(平成15)、04(平成16)年は、東北・ダルビッシュ有をめぐる戦いが名勝負に。また、その04年には駒大苫小牧が北海道勢で初の優勝、翌年も連覇し、全国の代表の実力差がなくなったことを印象づけた。06(平成18年)には、その駒大苫小牧の田中将大を早実の斎藤佑樹が決勝引き分け再試合で破るというドラマが。09(平成21)年決勝の、日本文理の9回二死からの猛反撃も印象深い。

04年決勝、駒大苫小牧ー済美


06年決勝、早実・斎藤佑樹


09年決勝、日本文理9回表の攻撃



2010〜2017年


 前の年代からの「地方の勢い」はさらに増し、2010(平成22)年には準決勝で逆転勝ちした勢いを駆り、沖縄の興南が春夏連覇を遂げた。12(平成24)年には、負けじと大阪桐蔭が春夏連覇を達成。個人では、12(平成24)年に1試合22三振を奪った桐光学園・松井裕樹、15(平成27)年に甲子園でも2本塁打の長距離砲の早実・清宮幸太郎、17(平成29年)に6本塁打17打点の大会記録を作った広陵・中村奨成らのヒーローが登場している。

12年、大阪桐蔭V


15年、早実・清宮幸太郎


17年、広陵・中村奨成




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