25日、2018年プロ野球ドラフト会議が行われ、楽天が6位で明大・渡辺佳明を指名し交渉権を獲得した。

■プロフィール
名前：渡辺佳明（わたなべ・よしあき）
ポジション：内野手
生年月日：1997年1月8日
身長・体重：179cm74kg
投打：右投左打
所属：明大
経歴：金沢リトル(六浦南小2年) - 並木ジャイアンツ(六浦南小5年) - 中本牧シニア(富岡中) - 横浜高 - 明大

　プレッシャーに打ち勝った大学屈指のヒットメーカー。六浦南小2年から金沢リトルで投手として野球を始め、5年時から並木ジャイアンツでプレー。富岡中では中本牧シニア属し、二塁手。高校は、祖父・渡辺元智氏が監督を務めていた(2015年夏限りで勇退)横浜高に進学。1年秋から一塁手のレギュラーで、2年夏の甲子園で3回戦進出。3年春のセンバツでは1回戦敗退。同夏は県大会4強。明大では1年春から三塁手として出場機会に恵まれ、春秋連覇に貢献した2年秋にはベストナインを受賞。3年夏は侍ジャパン大学代表でプレーし、同秋には二度目のベストナインを受賞。4年春には選球眼が向上し、出塁率.411をマーク。夏には2年連続で大学日本代表に選出された。

　高校時代から渡辺監督の孫として注目されていたが、大学で打撃に磨きがかかり4年春までに74安打をマークした抜群のバットコントロールで、広角に打ち分けるのが持ち味。遊撃手に転向した守備も安定感が増している。