大学時代、練習後に必ずバッティングセンターに通っていました。というのは皇學館大には専用のグラウンドがなくて、毎日お金を払ってグラウンドを借りていました。それを120人ぐらいの部員で使っていたので、3〜4時間借りたとしても、一人当たりの練習量に換算すると、本当にごくわずか。それでは絶対に感覚が鈍るので、バッティングセンターに通って、足りない練習量を補うようにしていました。
打撃マシンだと、一定のリズムで、だいたい同じところにボールが来る。毎日打ち込むことでフォーム固めなどにすごく効果的でした。こうしてプロになれたのも間違いなくあの日々があったからです。
『週刊ベースボール』2024年3月4日号(2024年2月21日発売)より
写真=BBM