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独走はさせない!ライバル5球団のカープ攻略法とは?

 

今週号は広島カープ特集だが、いやいや、そう簡単には優勝させないぞ、われこそチャンピオンだ!広島戦がお得意様というチームもあるはず。ここではセ・リーグ5球団が、今季広島を相手にどう、勝ちに結びつけていくのか。昨年の対戦成績や、広島攻略のキーマンなどを紹介しながら、戦い方を探っていく

読売巨人ジャイアンツ
力の差を見せつけた夜


[昨年の対広島成績]
13勝10敗1分 勝率.565
広島への苦手意識→なし!

 長野&北関東の夜を覚えているだろうか。昨季、巨人と広島(+阪神)は確かに優勝を争っていた。8月31日までは。ゲーム差1で迎えた9月1日からの天王山、巨人は野村、エース・前田をKOし、宇都宮での第3戦は4人の投手による完封勝利で完全勝利を収めている。これが決め手となり、広島はV争いから脱落、15日からのマツダ広島での最後の3連戦も巨人が2勝で優勝へ加速、地力の差を見せつけた。

 過去5シーズンを見ても、すべて巨人が勝ち越しており(トータル76勝38敗6分)、いわばお得意様。一昨年は3敗を喫した前田に対しても、昨年は3勝(1敗)と苦手意識を払しょくしており、広陵高出身で、正捕手候補・小林が対広島打率.391を筆頭に、坂本.323、長野.318と好成績を収めている。強いて挙げるならば、投手陣がロサリオ.400、エルドレッド.314と助っ人に打たれ過ぎ。チーム防御率3.93(シーズン3.58)のみ改善の余地あり。

広島攻略のキーマン
坂本勇人


同級生を激しく意識



 グラウンドを離れれば、同じ88年生まれの大の親友だが、「やっぱり・・・

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