先発陣が総崩れの中、唯一1年間ローテを守った前田だったが、メジャーの打者に対応されるようになり、来季へ課題ができた1年となった
16勝はチームの勝ち頭。メジャー1年目の日本人投手としてはレンジャーズの
ダルビッシュ有と並ぶ最多タイ。
前田健太のルーキーシーズンは輝かしいものになった。
春季キャンプでは、メジャー特有の滑りやすいボールや硬いマウンドにも違和感を持つことはなく、順調に適応した。もともとブルペンで球数を投げ込むタイプではない。メジャー流の短時間の練習でも不安になることはなく、実戦でも自分らしさを見失うことはなかった。常に考えて投げる前田について、リードに定評のあるエリス捕手(現フィリーズ)は「受けていて楽しい」と評した。
デビュー戦で華やかに白星をつかんだ。初登板は・・・
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