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高まる熱量、思い無限大 それぞれの「開幕」

<東京ドーム・選手グルメ編>巨人・高梨雄平プロデュースグルメ2025 新メニューは“シェフ”のこだわり満載!

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プロ野球の開幕日は、新メニューお披露目の日でもあった。今季から新たになんと4種類がラインアップされた巨人高梨雄平が手掛けるプロデュースグルメ。東京ドームグルメ全体にも好影響を与える新メニュー開発の舞台裏に迫る。
取材・文=杉浦多夢 写真提供=株式会社東京ドーム
※全商品ステッカー付



4品の“チャレンジ”


 昨年の11月27日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ高梨雄平は、球団との話し合いの中で“らしい”要望を出したことを明かした。

「東京ドームの選手プロデュースのメニューをカレー以外にあと2つほど出してほしいとお願いしました」

 料理が趣味で、YouTubeチャンネル『たかなしきっちん』ではその腕前を披露して“シェフ”の異名をとるリリーフ左腕だが、昨季までのプロデュースメニューは『TG(高梨ジャイアンツ)カレー』のみ。この一報を耳にして「これは話が来るな」と待ち構えていたのが、株式会社東京ドームの飲食&物販部で飲食テナントの企画マネージャーを務める村岡菜子さんだ。事実、すぐに球団側から連絡があり、高梨との打ち合わせから企画が動き出した。

 実は、最終的に4品となる新メニューのうち『TGカレーパン』は東京ドーム側が企画を進めていたグルメだ。『TGカレー』は今季で登場から5年目となる人気メニューで、「選手プロデュース」の枠に収まらず東京ドームの定番と言えるグルメになっており、巨人ファンのみならず他球団のファンからも「おいしいらしいよ」と話題になるほど。だからこそ5年目という節目を迎えるにあたり、「『TGカレー』を別のアレンジでも出せないかなと水面下で動いていて、高梨さんに提案させていただいた」と村岡さんは語る。

 もちろん高梨は『TGカレーパン』の発売を快諾。その上で新メニューのコンセプトを自身で「カレーとの相乗効果があるグルメ」「球場でテンションが上がるグルメ」と定め・・・

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