ウエスタン・リーグでは4位に終わった広島だが、一軍は3連覇を達成。本来の一軍選手は短期間での復帰を目指し、育成局面の選手は逆にじっくりと力をつけさせる。その方針にブレはない。 写真=BBM 
ウエスタン・リーグでは4位だったが、広島のファームはその役割をしっかり果たしていると言える
【育成方針】まず一軍への供給
一軍の優勝のため、一人でも多くの選手を供給し、一日でも長くいいパフォーマンスをしてもらう。このファームの方針に揺らぎはなかった。昨シーズンはウエスタン・リーグで優勝を果たし、勝利の喜びは知ったものの、極端に勝利至上にベクトルが傾くことはなかった。
実際、シーズン中盤には、一軍で状態の上がらなかった
西川龍馬や故障のため二軍落ちとなった
安部友裕らが、ことごとくファームで状態を上げて一軍への復帰を果たし、一軍のリーグ3連覇に大きく貢献した。
試合後には時間を割いて追加練習も課し、絶妙のタイミングで・・・
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