
東大の別府[左]、和田[右]がモニタ使用で新素材「ダケカンバ」の機能性を実感した[写真=小川誠志]
新しい国産の木製バットとなる「ダケカンバ」バットのモニタ使用の結果が昨年12月16日、東京都内の東大球場で発表された。
現在、木製バットにはメープル、イエローバーチ、ホワイトアッシュなどの木材が使用されているが、これらの8割以上が輸入材で、コロナ禍や世界情勢の影響から値段が高騰。かつて多くの選手が使用していた国産材のアオダモは、資源の枯渇により入手が難しい状況だ。
北海道の森林含蓄量の約9パーセント(7200万立方メートル)を占めるダケカンバは、天然更新が比較的容易で、バット適材となる30センチになるのに約60~80年と広葉樹としては比較的成長が早い樹種だ。まとまって生えることが多く・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン