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再建へ「変化」を実感 中村良二監督(大院大)が思い描く理想のチーム像

 

今年2月から大院大を指揮し、春のリーグ戦は5位。夏場に猛練習を重ね、秋のリーグ戦へと向かう[写真=小中翔太]


 昨年12月まで母校・天理高の指揮を執っていた中村良二監督が今年2月から大院大の指揮官に就任した。「チーム再建請負人」が新たな一歩を踏み出した。

 中村監督は天理高3年夏の甲子園で、主将として奈良県勢初の全国制覇。卒業後は近鉄、阪神で11年プレーし29歳で現役引退。藤井寺リトルシニアの監督として指導者人生がスタートした。しかし当時は部員ゼロの休部状態。そこから9年間後の退任時には60人超えの活気あるチームになっていた。社会人クラブチームの大和高田クラブのコーチを歴任し2008年8月からは天理大の監督就任。二部降格した直後と厳しいスタートだったが・・・

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