
「吉田義男さんお別れの会」で弔辞を述べさせてもらったのだが、あらためて守備の大事さを認識させてもらったよ[写真=松村真行]
吉田義男さんから教わった野球は守備からを再確認
3月28日、2025年シーズンがスタートした。楽しみな1年になる……と思っているのに、どうも体調が伴わない。うまく声が出せない状態が続く。何とか体調を整えて、オレもシーズンに入っていく。
甲子園はセンバツ高校野球が行われ、家でテレビ観戦の日々だった。新基準のバットの影響か、ホームランが極端に出なくなっている。そんな中、各チームの守備力の向上に驚くばかりよ。特に内野守備。抜けそうな当たりを広い守備範囲でさばきアウトにする。そんなプレーの連発で、そういうチームはやはり強いし、負けない。あらためて野球の原点を見た思いになった。
守りの重要性……を教えてくれたのは吉田義男さんやった。「攻めの守り」。その言葉を胸に3月25日、「お別れの会」が開かれた。500人を超える参列者の中、オレは弔辞を述べさせてもらった。声が出ない状態やったけど、これまでの感謝を伝えた。ホンマ、ありがとうございました。
といったところで週刊ベースボールから連絡があった。「シーズンスタートということで、順位予想を」とのこと。いや、ちょっと待ってくれ。評論家時代、週ベ誌上で日本一早い順位予想を長く続けてきたけど、これからは立場が違うから。
阪神のオーナー付顧問でやっぱり予想はできないわ。だから断ったのだが・・・
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