完投や完封は目標にしていたので2年目の2登板目(4月6日の
ロッテ戦、ZOZOマリン)にできたことは今後の登板にも大きな自信になります。9回を投げてみないと分からないこともありましたし、体力だけではなく2時間半、3時間と集中力を切らさないようにすることもきつかったですね。でも規定投球回に到達できるのは長いイニングを投げているからこそ。6回以降も投げたいという思いがより強くなりましたし、何回でもあの景色を見たいです。
勝った試合はいつもベンチから迎え入れる立場だったので新鮮でした。誰にもマウンドを渡さずに自分が投げ切ったというのは、同じ1勝でも特別な1勝になったなと思います。
『週刊ベースボール』2025年5月19日号(2025年5月8日発売)より
写真=BBM