開幕戦では
オリックスを相手に昨年のリベンジとなる勝利を飾るなど、順調な船出となったくふうハヤテ。昨季(28勝)以上となる勝利の積み上げを目標に掲げるチームに今季も
巨人から頼もしい助っ人が加入した。昨オフに育成契約へ切り替わったばかりの左腕、山田龍聖だ。15日の開幕2戦目で早速登板し、1イニングを三者凡退に抑え、静岡のファンに挨拶代わりの好投を披露。チーム合流前には昨季、くふうハヤテに派遣された
木下幹也とも言葉を交わし、「接しやすいチームメイトが多いと聞いていたので楽しみでした」と話す。
富山県の強豪・高岡商高出身で計3度の甲子園に出場を果たした山田。3年夏には3回戦で
藤原恭大(現
ロッテ)、
根尾昂(現
中日)らを擁する大阪桐蔭高と対戦。敗れはしたものの、この大会で優勝を果たす相手に8回3失点、11奪三振と好投を見せた。その後、JR東日本を経て21年のドラフト会議で巨人から2位指名。大きな期待がかかるも、ここまで一軍での登板は経験できておらずプロの世界の厳しさを痛感している。だからこそ、くふうハヤテへの派遣は大きなチャンスだ。
「三軍まであるジャイアンツに比べて二軍の舞台でしっかり投げられるのは間違いなくチャンスだと思うし、行きたい気持ちは強かったです」と自身も笑顔で語る。開幕前日にチームへ合流すると・・・
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