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2017WBC対戦国情報

侍ジャパン1次ラウンドのライバルたち

 

大会主催者から各国の登録メンバーが発表され、侍ジャパンの前に立ちはだかるライバルたちの陣容が見えてきた。ここでは3月7日からの1次ラウンド・プールBで戦う3カ国について、要注意選手を中心に紹介しよう。
POOLB/3月7日〜12日@東京ドーム


キューバ 赤い彗星が13年のリベンジ狙う


WBC世界野球ランキング3位、日本vsキューバ=3月7日19時

 1次ラウンドで日本が最も注意を払うべき相手だろう。第1回大会では決勝で日本と対戦するなど、世界の野球強国の1つだが、前回大会は1次ラウンドで日本に勝利しながら、2次ラウンドでオランダに連敗して姿を消しており、今大会での上位返り咲きを狙っている。

 とはいえ近年、有力選手の亡命が相次ぎ(彼らをチームに呼び戻す特別な規定が検討されるとの情報もあったが、今回は適用されない)、特に投手陣はタレント不足が否めない。エース格は各年代別代表でも主戦を担ったフレディ・アルバレスや150キロ超右腕のブラディミール・ガルシアが中心で、爆発力はなさそうだ。

 攻撃陣もグリエル兄弟などの亡命で迫力に欠く。ソフトバンク入りが決まり、日本での実績十分なアルフレド・デスパイネには注意が必要だが、4大会連続出場で今年37歳を迎える“至宝”フレデリク・セペダ(元巨人)を代表復帰させるくらいだから、苦しい事情が見て取れる。とはいえ無名ながらもポテンシャルを持ったタレントが現れるのがキューバだ。野球を国技とする赤い彗星を侮ることはできない。

アルフレド・デスパイネ(内野手)

16年までロッテに在籍し、NPB通算3シーズンで54本塁打の長距離砲。キューバ代表でも中軸を担い、侍ジャパン投手陣が最も注意を払うべき相手だろう


フレデリク・セペダ(外野手)

キューバの至宝。巨人在籍2シーズンは二軍暮らしが続くなど日本野球に適応できぬまま退団へ。37歳を迎えるが、五輪2度、WBC3度出場の国際経験は要注意


フレディ・アルバレス(投手)

世代別のナショナルチームでエースとして君臨した右腕。球速こそ140キロ台前半だが、ピッチングは安定しており、計算の立つ投手だ。フィールディングもそつない


■キューバ代表メンバー
(選手名、投打、所属)※CUB=キューバ国内リーグ

投手
フレディ・アルバレス、右右、CUB
ブラディミール・バノス、右右、CUB
ラザロ・ブランコ、右右、CUB
ノエルビス・エンテンサ、右右、CUB
ホセ・アンヘル・ガルシア、右右、CUB
ブラディミール・ガルシア、右右、CUB
ミゲル・ラエラ、右右、CUB
レアンドロ・マルティネス、左左、CUB
ライデル・マルティネス、右右、CUB
リバン・モネイロ、左左、CUB
アライン・サンチェス、右右、CUB
ヨスバニ・トーレス、右右、CUB
ヨアンニ・イエラ、左左、CUB

捕手
ヨスバン・アラルコン、右右、CUB
フランク・モレホン、右右、CUB
オスバルド・バスケス、右右、CUB

内野手
ギジェルモ・アビレス、左左、CUB
アレクサンデル・アヤラ、右右、CUB
カルロス・ベニテス、右右、CUB
ジェファーソン・デルガド、右右、CUB
アルフレド・デスパイネ、右右、ソフトバンク
ユリスベス・グラシアル、右右、CUB
ヨルダン・マンデュリー、右右、CUB
ウィリアム・サーベドラ、右右、CUB

外野手
フレデリク・セペダ、右両、CUB
ヨアルキス・セスペデス、右右、CUB
ビクトル・メサ、右右、CUB
ロエル・サントン、左左、CUB

オーストラリア 予選勝ち上がったダークホース


WBC世界野球ランキング10位、日本vsオーストラリア=3月8日19時

 13年も前のことではあるが、2004年のアテネ五輪では準決勝で日本を下し、銀メダルに輝いている不気味な存在。とはいえ過去3度のWBCは第1、3回大会でともに1次ラウンド全敗と決して国際大会の実績があるわけではない。今大会は16年に行われた予選ラウンド(1組)からの参加で、フィリピン、南アフリカ(準決勝、決勝。ダブルエリミネーション方式のため)を下し、本大会切符を手にしている。

 かつてヤクルトでプレーしたミッシェル・デニング、BCL新潟で15年に打率.301のデビット・キャンディラスらがメンバー入りした攻撃陣に目立ったタレントはいないが、04年のアテネ五輪でジェフ・ウィリアムズ(元阪神)などを擁したように、今大会も投手陣には実力者がそろう。アスレチックスのリアム・ヘンドリックス、タイガースのワーウィック・ソーポルドの現役メジャー右腕コンビが中心で、元マリナーズのライアン・ローランドスミスらメジャー経験者がワキを固める。予選ラウンドでもそうであったように、継投がハマれば、プールBの台風の目となる可能性は十分にある。

リアム・ヘンドリックス(投手)

15年にリリーフ転向後、2シーズンでMLB111試合に登板した鉄腕。最速158キロの直球の持ち主で、決め球のスライダーに日本打線は苦労しそう


ワーウィック・ソーポルド(投手)

16年に待望のメジャーデビューを果たし、初勝利を挙げた代表常連の右腕。13年のWBCも経験している。先発候補の1人


■オーストラリア代表メンバー
(選手名、投打、所属)※ABL=オーストラリア国内リーグ※IBL=イタリアリーグ

投手
ティム・アサートン、右右、ABL
トラヴィス・ブラックリー、左左、タイガース
リアム・ヘンドリックス、右右、アスレチックス
ジョン・ケネディー、左左、ブレーブス
スティーブン・ケント、左左、タイガース
ピーター・モイラン、右右、-
ライアン・ローランドスミス、左左、ABL
ドゥシャン・ルジック、右右、ABL
ワーウィック・ソーポルド、右右、タイガース
ライアン・サール、右右、IBL
ジョシュ・トゥルズ、左左、ABL
トッド・ヴァン・スティーンゼル、右右、ツインズ
ラッカラン・ウェルズ、左左、ツインズ
マシュー・ウィリアムズ、右右、ABL

捕手
アラン・デサンミゲル、右右、ロイヤルズ
ロビー・パーキンス、右右、ロッキーズ

内野手
ジェイムズ・ベレスフォード、右左、ABL
ブラッド・ハーマン、右右、ABL
ルーク・ヒューズ、右右、ABL
ティム・ケネリー、右右、ABL
ミッチ・ニルソン、右両、ABL
ローガン・ウェイド、右両、ABL
マイク・ウォーカー、右左、ABL
ステファン・ウェルチ、右左、ABL

外野手
ミッチ・デニング、右左、四国IL/愛媛
デビット・キャンディラス、右右、ABL
トレント・オルテン、左左、ABL
アーロン・ホワイトフィールド、右右、ツインズ

中国 着実な進歩を見せる昇竜


WBC世界野球ランキング18位、日本vs中国=3月10日19時

 前回大会でも日本を相手に善戦(2対5)し、ブラジルから勝利を収めるなど着実に進歩を遂げている。投手陣ではB・チェン(中国系パナマ人)が中心。前回はロースター締切日までに祖父の出生証明書を提出できなかったことから、参加は見送られており、今大会にかける想いは強い。すでに一線を退いているが、松井秀喜キラーとしても有名で、経験値は侮れない。野手ではMLB傘下でのプレー経験を持つR・チャンやオリオールズ傘下のG・シュウがエントリー。過去3大会よりもチーム力は格段に上がっている。

ブルース・チェン(投手)

中国系パナマ人で06、09年大会はパナマ代表で出場。15年で一度は現役を退いたが、メジャー通算400試合のベテランの力は大きい


■中国代表メンバー
(選手名、投打、所属)※CBL=中国国内リーグ※KBO=韓国リーグ

投手
B・チェン、左左、-
K・チェン、右右、CBL
A・シン、左左、-
Q・ガン、右右、CBL
H・ゴン、右右、-
K・ジュ、右右、KBO
X・リー、左左、CBL
Y・リュウ、右右、CBL
C・ルー、右右、CBL
Y・ルー、右右、CBL
X・ルオ、右右、CBL
J・チー、右右、CBL
M・ワン、右右、CBL
Y・ヤン、右右、CBL
C・チェン、右右、CBL

捕手
N・リー、右左、CBL
W・メン、右右、CBL
W・ワン、右右、CBL

内野手
R・チャン、右右、-
F・チュン、左左、CBL
X・デュウ、右右、CBL
Z・リー、右右、CBL
J・ウォン、右左、-
G・シュウ、左左、オリオールズ

外野手
Y・チェン、右右、CBL
Z・リュウ、左左、CBL
C・ナ、右右、CBL
S・ヤン、右右、CBL
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