社会人はJABA東京スポニチ大会、高校はセンバツ甲子園で発進、そして4月に入って大学野球シーズンも本格化。2017年のスカウト戦線もいよいよ“熱く”なってきた。上位指名候補選手は軒並み順調なスタートを切っており、ドラフトの秋が待ち遠しい。 取材・構成=小林光男、写真=BBM 
異例のナイトゲーム開催となった春季東京大会決勝[4月27日、神宮、対日大三高]。早実の主将・清宮は8回に2ラン[写真]、9回には同点3ランで高校通算84号とした。延長12回、4時間2分の死闘を制して35年ぶりの優勝[昨秋に続く連覇]と、怪物のバットから目が離せない/写真=田中慎一郎
2017春ドラフト注目ポイント
(1) 清宮&安田の評価は確定 (2) 日大三高コンビを見逃すな (3) 一皮むけた横浜高・増田 (4) 東大・宮台の復調具合 (5) 慶大・岩見が規格外のパワー (6) 社会人は都市対抗予選に照準 
履正社高・安田はセンバツ準決勝で豪快なアーチを放ち、スカウトの評価を“決めた”と言っていい
センバツ開幕前から「東西スラッガー」として騒がれていた両雄は、「1位候補」の評価をしっかり固めたと言っていい。早実・
清宮幸太郎は対外試合解禁の3月8日の練習試合(対早大)で79号を放って以降、甲子園2戦、春季東京大会3戦を通じてサク越えなし。しかし、駒大高との準々決勝の第3打席で練習試合を含め8試合、40打席ぶりの80号を放つと、続く打席でも81号。国士舘高との準決勝で82号、そして昨秋と同じ顔合わせとなった日大三高との決勝では8回に2ラン、9回には同点3ランを放ち、3戦連続弾で数字を「84」に伸ばし、35年ぶりの優勝(延長12回サヨナラ)に貢献した。一方、履正社高・
安田尚憲は準優勝を遂げたセンバツで打率.412をマーク。報徳学園高との準決勝では弾丸ライナーの本塁打を右越えに放ち、あらためて「超高校級」を証明した。

日大三高の左腕エース・櫻井[右]はバットでも通算26本塁打、四番・金成[左]も同23本塁打を誇る。4月27日、都大会決勝でライバル・早実と対戦して準優勝。夏は西東京大会で再び、甲子園出場をかけ火花を散らす
センバツではこの履正社高に初戦敗退を喫した日大三高は、ライバル対決となった早実との都大会決勝では打撃戦の末に準優勝(17対18)も、夏本番へのワンステップに過ぎない。左腕エース・
櫻井周斗は昨秋の決勝で清宮を5連続三振に抑えたが、今春は登板なしの温存。右翼手で先発し豪快なソロアーチを放ち、高校通算26本塁打と、投打で注目の的だ。四番・
金成麗生も負けていない。今春の東京大会では・・・
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