新入団選手がいれば、現役引退を決意した人間もいる。結果がすべてのシビアな世界は数字で選手の価値が判断されてしまう。思うような結果が残せないやるせなさと無念の気持ちを抱えながら、葛藤しながらユニフォームを脱いだ男たち。彼らは新たな思いを胸に、第2のキャリアを歩み始めている。 ファンに愛された男が、ユニフォームを脱いだ。10月3日。東京都内の球団事務所に呼ばれた
今浪隆博は、自ら「引退します」と伝え、野球人生に終止符を打った。2014年のシーズン途中に
日本ハムからトレードで
ヤクルトに加入後は、攻守走バランスの取れた力で、ショートのレギュラー争いを繰り広げた。15年には68試合に出場し、チームの14年ぶりのリーグ優勝に貢献。172センチと小柄ながら、グラウンドで見せる存在感や慕われる性格から、多くのファンを魅了した。
そんな“人気者”の今浪は、なぜ引退を決意したのか・・・
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