2017年のドラフト戦線は1位で高校生史上最多タイ7球団が競合した早実・清宮幸太郎(日本ハム)が話題の中心だったが、18年も高校生に勢いがある。大学生、社会人も含めたドラフト候補選手をピックアップしていく。 ![](https://cdn.findfriends.jp/img.sp.baseball/show_img.php?id=55441&contents_id=p_page_001)
大阪桐蔭高の根尾[右]は投打に加え、遊撃手の「三刀流」。藤原[左]は3拍子のセンスにあふれた好選手だ
多くの可能性を秘めた「三刀流」と不動の一番
2018年は高校野球イヤーである。春のセンバツは90回、夏の選手権は100回の記念大会。各校ともこの節目に結果を残そうと、強化を進めていると言われており、甲子園では例年以上の熱戦が展開されそうだ。球児あこがれの大舞台で活躍することが、その先のプロ入りへとつながることは間違いない。
2018年センバツで史上3校目の「春連覇」を狙う大阪桐蔭高には、将来性高い2人のスター選手がいる。
根尾昂は飛騨高山ボーイズ時代から最速146キロの「スーパー中学生」として騒がれた。スキーにおいても中学2年時に回転で全国優勝、世界大会出場。急斜面で鍛えられた体幹が、野球においても生かされている。5年ぶりの優勝に貢献した2年春のセンバツで投手、遊撃手、中堅手を難なくこなすと、同夏は三塁手、右翼手とマルチぶりを発揮・・・
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