ここでは12球団のドラフト戦略を検証していこう。今後もドラフト本番まで同様の企画をするつもりなので、今回は2018ドラフトの検証にウエートを置いた。ただ、ヤクルト・村上宗隆の例を挙げるまでもなく、ドラフトの成否は1年で分かるものではない。あくまで彼らの「現在地」とチームの補強傾向を探るためのものである。 ※記録は9月8日現在 
ドライチの吉田輝星は交流戦の広島戦でプロ初登板初勝利をマーク
昨年夏の甲子園を沸かせたスターを指名し、華やかな顔ぶれがチームに加わった。中でも注目は吉田輝星。過去の黄金ルーキー同様に綿密な育成プランに沿って、イースタンでの登板を重ねて6月12日の広島戦[札幌ドーム]で待望の一軍デビュー。持ち味の伸び上がる直球を武器に5回4安打1失点でプロ初登板初勝利をマーク。だが、その後は2試合に登板して序盤で打ち込まれて二軍再調整へ。現在は課題の制球力アップに取り組んでいる。
吉田とともにここまで一軍の舞台を踏んだのは3位の
生田目翼と4位の
万波中正。イースタンで着実に結果を残しての昇格となったが、一軍定着の壁は厚く、ともに短期間での降格となった。5位の
柿木蓮はキャンプでは一番の高い評価を得ていた・・・
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