練習や試合はともにすることはあるが、支配下選手と育成選手の間には、厳然たる壁がある。さまざまな理由はあれど、いったん支配下選手枠を手にした選手が、育成再契約となった場合、そこからはい上がるには相当な覚悟と闘志が必要なことだろう。来季も多和田真三郎(西武)ら数選手が、この境遇から再起をかける。 
多和田真三郎[西武]
支配下登録だった選手といったん育成選手として再契約するという手法は、「故障あるいは病気などで、復帰まで長期間かかったり復帰時期のメドは立たないが、復帰できたときには戦力となることが見込める」という選手に使われることが多い。これにより、選手は球団の期待を感じつつ、焦ることなく治療に取り組め、球団は、支配下登録選手の枠を有効に使うことができる。
来季、この手法で育成契約からリスタートを切ることが見込まれている選手は・・・
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