セ・パが火花を散らす交流戦の舞台が、2年ぶりに戻ってくる。過去15年の通算成績ではパが1102勝に対してセが966勝と、パの圧倒的優位が続いている。この勢力図を変えるチームや“交流戦男”は現れるのか。5月25日から始まるセ・パ交流戦。12球団の戦力をチェックしていく。 
絶好調の王が交流戦でもチームを救うバッティングを見せるか
【2019交流戦】 7位 8勝 9敗 1分 勝率.471 ポイントはC、G戦
交流戦通算成績は186勝157敗11分で勝率.542。12球団で2位の好成績だ。
巨人以外の球団にはすべて勝ち越しており、
広島は勝率6割超えと最も相性がいい。中盤、移動距離の長いマツダ広島で行われる広島戦が正念場になる。広島戦の後は移動日なしで巨人戦(東京ドーム)に突入。通算で唯一負け越している相手だけに、ここを勝ち越せれば流れに乗っていけるだろう。
新型コロナウイルス陽性者が多数出たことでメンバーの大幅な入れ替えを余儀なくされたが、「特例2021」の措置で緊急昇格した代替選手が大健闘。コロナから復活した選手とのスタメン争いが熾(し)烈となり、オーダーの予想も難しい。交流戦もその日の調子を見極め日替わりオーダーになりそうだが・・・
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