プロ入りを果たした新人の次の目標が一軍出場。ここではそれを無事果たした選手を一気に紹介していく。 ※成績は5月24日現在。写真ネームの年齢が21年満年齢。[数字]はドラフト順位、左右は投打 牧秀悟 選球眼抜群、近未来の四番候補

牧秀悟 まき・しゅうご●DeNA内野手/中大・23歳[2]右右
46試合、48安打、8本塁打、27打点、0盗塁、打率.270
開幕戦で三番・一塁でスタメン起用されると4月は打線の中心となり、波に乗れないチームを鼓舞するかのように安打を重ねた。開幕から11試合で4度の猛打賞、打率4割超と強烈なインパクトを残した。4月6日の
中日戦(バンテリン)で球団通算8000号のメモリアルアーチを放ち球団の歴史にも名を刻んだ23歳は、「長所は甘いボールをひと振りで仕留めること」と語るように、ボールをとらえる感覚に優れ、選球眼も抜群。コロナ禍の影響で来日が遅れていた
ネフタリ・ソト、
オースティンの合流で守備は一塁から二塁へ、さらに疲労も手伝って5月に入り打撃は下降線だが、それでも本塁打8、打点27はチームトップ。新人ながらベイスターズ打線に欠かせない存在だ。
中野拓夢 攻守に欠かせぬポイントゲッター

中野拓夢 なかの・たくむ●阪神内野手/三菱自動車岡崎・25歳[6]右左
35試合、27安打、1本塁打、8打点、5盗塁、打率.281
シャープなスイングと思い切りの良さで開幕一軍入り。開幕から代打などで9打数5安打と結果を残したことで4月10日のDeNA戦(横浜)で八番・遊撃のスタメンに抜てきされた。この試合は4打数1安打だったが、翌日の同戦では4打数3安打1打点。4月の月間打率.333で、八番・中野が出塁し、投手が送り、一番、二番で中野をかえす得点パターンが出来上がるなど、レギュラーの座をつかむまでになった。守備では、2月の春季キャンプで
川相昌弘臨時コーチから、送球の際のステップを指導され安定。5月に入り相手バッテリーから対策を練られ、打率を落としているが、それでも今や攻守に欠かせないポイントゲッターになりつつある。
石井大智 再昇格で雪辱を期す実戦派
力のある真っすぐと・・・
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