ヤクルトがVロードをひた走る理由の一つに、ベテランと若手の力の融合がある。個性的な面々が団結してチーム一丸となっているから、日替わりヒーローが生まれる。後半戦の名シーンとともに、彼らの活躍を振り返ろう。 ※成績は10月17日時点 青木宣親 永久名誉キャプテン

2021年:115試合112安打9本塁打56打点0盗塁、打率.264
常にチームのことを考え、鼓舞してきた。村上らが率先してベンチで声を出すのも、“永久名誉キャプテン”である青木の影響が大きい。4月には新型コロナの影響で2週間の自宅待機を余儀なくされるなど、調整面で難しさがあったが、後半戦からはさすがの修正力を見せた。永遠のリーダーは、あらゆる面でチームを支えている。
HIGHLIGHT! 9月28日 DeNA戦@神宮 5回、好投する奥川がバットでもバスター(安打)で満塁のチャンスをつくり、青木が満塁弾で応えた。「何としてでも援護したかった」と青木
川端慎吾 代打の神様へ

2021年:86試合31安打1本塁打17打点0盗塁、打率.378
腰の故障に苦しみ、代打として1打席にすべてを懸けることになっても、“天才打者”の名を欲しいままにした男の打撃センスは健在だ。どんなに劣勢でも、「川端がなんとかしてくれる」と、ファンにもチームメートにもそう思わせるだけの打撃を見せ続けてきた。代打の切り札は・・・
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