新人豊作年と言われた昨年同様、今年もまた、ルーキーたちが開幕から一軍の舞台で躍動している。ここでは3連戦を沸かせたルーキーたちの活躍をまとめてみた。 【パ・リーグ編はこちら】 ※年齢および成績は3月27日現在。年齢横の()内数字はドラフト順位 巨人・大勢

大勢[巨人/投手・22歳(1)] 2試合登板、0勝0敗2S0H、防御率0.00 [写真=小山真司]
「ジャイアンツの守護神として堂々とプレーしていきたい」 開幕戦で2点リードの9回にマウンドへ上がると、2安打と死球でつくった二死満塁のピンチを切り抜け、最後は吠えた。新人の開幕戦セーブは球団史上初。「ここで打たれてはいけない、菅野(
菅野智之)さんに勝ちがつくよう必死に投げた」。
原辰徳監督も「結果的に0点。今日に関しては最高」と称え、「野球の難しさ、喜びを感じてくれれば次につながる」とさらなる奮起を促した。もちろん背番号15も分かっている。「ピンチをつくってしまったが、これからは絶対的な守護神になれるように、ジャイアンツの守護神として堂々とプレーしていきたい」。その言葉どおり、翌日は3人でぴしゃりと抑えて連夜のセーブ。新たな守護神として絶好のスタートを切った。
広島・末包昇大
「この1日を大事に、忘れないようにしてまた頑張っていきたい」 初実戦から使い続けてくれた指揮官の期待に、最高の形で応えた。球団新人史上3人目となる・・・
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