ここでは主要部門における外国人選手の歴代通算記録を球団別に見ていこう。近鉄を含めた各球団の最強助っ人は誰なのか、その手掛かりが見えてくるはずだ。 写真=BBM ※記録・情報は7月23日現在。記録は前身球団を含む。帰化した選手は通算記録を記載 【パ・リーグ編】はこちら 巨人(1936-) やっぱり“クロウ”で決まり!
球団最強の助っ人はクロマティで異論がないだろう。
王貞治監督が誕生した1984年に来日したバリバリのメジャー・リーガーは、7シーズンにわたって中心打者として活躍。積み上げ型の3部門でトップに立つのはもちろん、89年には「夢の4割」に接近して.378で首位打者に輝くなど通算打率も.321を誇る。バンザイやガムを膨らませるパフォーマンスなどでも人気となった。
ただ、やはり長きにわたりチームに定着する野手は少なく、在籍4年の
ラミレスと5年の李承燁(
イ・スンヨプ)で各部門のトップ3が占められる。NPB通算13年で7度の打撃3冠タイトルを獲得したラミレスはそのうち4度、MVP2度は
巨人時代のものだ。
投手では草創期の
スタルヒンを除くと、「審判ボール投げつけ事件」の
ガルベスが最多勝利。いまやMLBで屈指の先発投手となった
マイコラスの名前もある。
クルーンの通算93セーブは球団最多タイ記録。マシソンはリリーバーながら各部門でランクインする。8年にわたって鉄腕を振るい、通算421試合登板は球団でも歴代11位の記録だ。
阪神(1936-) 投打ともに1位は優勝に貢献
今週号で対談を行った
ランディ・バースと
マートンは・・・
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