ペナントレースも残り2カ月を切った。移籍や支配下登録の補強期限も7月31日で終了。ここでは各チームの新加入選手を紹介しよう。 【名前横の記号】〇は外国人の新入団、◎は育成から支配下登録、△はNPB他球団から移籍、□はNPB復帰。選手の並びは投手、捕手、内野手、外野手の順に分け、同ポジションは背番号順 【凡例】[1]生年月日=年齢(2023年の満年齢)[2]投打[3]身長・体重[4]出身地[5]球歴・入団経路。[甲]印は甲子園出場経験あり。経歴内の数字は入団年度または移籍・復帰年度。途はシーズン途中移籍、または途中退団、()内数字はドラフト指名順位。育は育成選手として登録。外国人選手の経歴は入団年及びメジャー出場チーム。=プロ(NPB)在籍年数[6]推定年俸(単位は万円)、昨年比(△は増、±は同額、▼は減)[7]初出場、初登板年月日、相手=球場(※23年8月6日現在)[8]新外国人、移籍選手は主なタイトルと受賞年度。ノンタイトルの場合は思い出のシーンなど[9]血液型 東北楽天ゴールデンイーグルス
◎78 辰見鴻之介(内野手/二塁手・三塁手) 
たつみ・こうのすけ[1]2000.11.24生=23歳[2]右右[3]176cm67kg[4]福岡[5]香椎三中(福岡東コンドル)-香住丘高-西南学院大-楽天23育(1)、23途=1年[8]大学4年秋の西福戦[9]B
50メートルを5秒7で走るスピードが最大の武器。ファームでは主にトップバッターを務め、7月26日の昇格までに打率.284&17盗塁を記録。課題の打撃面をレベルアップして一軍定着を目指したい。育成から盗塁王に上り詰めた
ソフトバンク・
周東佑京が目標。
埼玉西武ライオンズ
◎70 豆田泰志(投手/中継ぎ) 
まめだ・たいし[1]2003.1.15生=20歳[2]右右[3]173cm88kg[4]埼玉[5]大袋北小(袋山ビクトリー)-千間台中-浦和実高-西武21育(4)、23途=1年[6]460△[7]23.7.28楽天=楽天モバイル[9]B
渡辺久信GMが「ボールの縦の回転量が非常に優れている投手」と評する右腕。最速151キロの直球が武器で今季はイースタンで中継ぎとして26試合に投げ、防御率2.43をマーク。奪三振率は11.53と高い数値を示して3年目で支配下昇格を勝ち取った。
□99 クリスキー(投手/中継ぎ) 
BROOKS KRISKE/ブルックス・クリスキー[1]1994.2.3生=29歳[2]右右[3]190cm86kg[4]米国アリゾナ州[5]パーム・デザート高-南カリフォルニア大-ヤンキース16(6)-オリオールズ21途-DeNA22-ロイヤルズ23-西武23途=2年[6]4500▼[7]22.4.12巨人=那覇
昨年はDeNAでプレー、18試合で1勝1敗1S4H、防御率2.57をマーク。150キロ超の直球と鋭く落ちるフォークで三振を奪えるのが魅力。マイナー時代からリリーフ専門。勝ちパターンの一角として期待。
◎65 古市尊(捕手) 
ふるいち・たける[1]2002.6.15生=21歳[2]右右[3]176cm73kg[4]香川[5]岡田小(綾歌少年野球クラブ)-綾歌中(香川中央シニア)-高松南高-四国IL/徳島-西武22育(1)、23途=1年[6]460△[7]23.5.10ロッテ=ベルーナ[8]プロ初のスタメンマスクの5月12日楽天戦(ベルーナ)でプロ初安打[9]O
捕手難のチーム状況から4月中旬に支配下昇格。売りは強肩。ここまで一軍で20試合に出場し盗塁阻止率.500。目標の捕手は
甲斐拓也(ソフトバンク)。
△34 高松渡(内野手/二塁手・外野手) 
たかまつ・わたる[1]1999.7.2生=24歳[2]右左[3]177cm75kg[4]兵庫[5]尾上小(浜手ロイヤルズ)-浜の宮中-滝川二高-中日18(3)-西武23途=6年[6]1060±[7]19.9.29阪神=甲子園[8]高校で過ごした3年間[9]A
50メートル走5秒8の快足を誇る。今季は中日で一軍23試合出場のうち、22試合に代走起用。21年には自己最高の78試合出場で15盗塁をマーク。本職は二塁手だが、外野もこなす。ユーティリティープレーヤーとしても重宝される存在。
北海道日本ハムファイターズ
○31 マーベル(投手/中継ぎ・先発) 
JAMES MARVEL/ジェームス・マーベル[1]1993.9.17生=30歳[2]右右[3]193cm97kg[4]米国カリフォルニア州[5]デューク大-パイレーツ12(37)-日本ハム23途=1年[6]2500[7]23.7.16西武=ベルーナ
6月下旬に緊急補強されたコントロールが生命線の右腕。ドラフト37巡目での指名ながらMLBまではい上がった苦労人は球速こそ140キロ台ながら、ツーシーム主体に手元で動くボールで打者を翻弄する。中継ぎでのスタートとなったが、いずれは先発での起用も視野に入れる。
△67 山本拓実(投手/中継ぎ) 
やまもと・たくみ[1]2000.1.31生=23歳[2]右右[3]167cm80kg[4]兵庫[5]市西宮高-中日18(6)-日本ハム23途=6年[6]1350△[7]18.9.12阪神=甲子園[8]高校3年の6月に大阪桐蔭高との練習試合で7イニング3失点[9]A
小柄ながら150キロを軽く超える直球の威力とキレ味は抜群。打者に向かっていく強気の姿勢とピンチでギアアップできるメンタルも大きな武器だ。中日からトレードで加入した6月下旬から回またぎもいとわず、ブルペンで貴重な戦力に。
△30 郡司裕也(捕手/捕手・一塁手・外野手) 
ぐんじ・ゆうや[1]1997.12.27生=26歳[2]右右[3]180cm89kg[4]千葉[5]水の江小(ちはら台ファイターズ)-ちはら台南中(千葉市シニア)-[甲]仙台育英高-慶大-中日20(4)-日本ハム23途=4年[6]975△[7]20.6.23DeNA=横浜[8]大学4年秋の明治神宮大会決勝、関大戦[9]A
中日からの途中移籍で、東京六大学リーグで三冠王に輝いた打棒を発揮し、プロ初本塁打さらに初盗塁と躍動。「おしゃべりが好きなのでもっと取材してもらえるように」と鼻息荒い。
△35 福田光輝(内野手/三塁手・二塁手・遊撃手) 
ふくだ・こうき[1]1997.11.16生=26歳[2]右左[3]176cm80kg[4]大阪[5]新東淀中(大阪東淀川ボーイズ)-[甲]大阪桐蔭高-法大-ロッテ20(5)-日本ハム23途=4年[6]800▼[7]20.6.19ソフトバンク=PayPayドーム[8]高校3年の常総学院とのセンバツ準決勝で放った本塁打[9]A
内野陣の厚みを増すため開幕前にロッテからトレード加入。プロ初を含む2本塁打を放ったもののレギュラーの座は遠いまま。内野すべてを守れるユーティリティー性を生かしたい。
○94 ハンソン(内野手/二塁手・遊撃手・三塁手・外野手) 
ALEN HANSON/アレン・ハンソン[1]1992.10.22生=31歳[2]右両[3]183cm77kg[4]ドミニカ共和国[5]セナペック・ラ・ロマーナ高-パイレーツ16-ホワイトソックス17途-ジャイアンツ18-ブルージェイズ19-BCL/茨城23-日本ハム23途=1年[6]1500[7]23.5.13ロッテ=エスコンF
多くのポジションをこなしMLBで261試合に出場した両打ちは、BCL/茨城でアピールに成功して契約を勝ち取った。パンチ力のある打撃だけではなくダイナミックな内野守備も必見だ。
◎99 王柏融(外野手) 
ワン・ボーロン[1]1993.9.9生=30歳[2]右左[3]182cm91kg[4]台湾[5]穀保高級家事商業職業学校-中国文化大-台湾/ラミゴ15(1)-日本ハム19、23育、23途=5年[6]1500▼[7]19.3.29オリックス=札幌ドーム
台湾時代には2度の打率4割超え、三冠王にも輝いた「大王」だが、日本ハム移籍後は思うように打棒を発揮できず、昨オフは育成で再契約。登録期限間近で支配下に復帰した。バットでアピールすることが一軍の舞台で輝くための唯一の手段だ。