高校野球は来春のセンバツ甲子園へ向けた選考資料となる、秋季地区大会が各地で行われている。すでに敗退したチームは「夏一本」へ向けて汗を流す。有力球児を掲載していく。 取材・文=沢井史 写真=太田裕史 遠投102メートル、50メートル走6秒3と身体能力が高い。野手を経験したこともあり、野球センスに長けている
プロ注目投手から学んだ変化球
本格的に投手を始めたのは高校に入ってから。中学までは捕手だった。5人兄弟の末っ子で、野球チームでプレーする兄の姿を見て小学校1年で野球を始め、幼いころから肩が強く、学年が上がると投手としてマウンドに立つ機会も増えていった。
「捕手は、投手の次にボールに触れられるポジションです。僕は目立つことが好きなので、得意なのは捕手、楽しむのは投手、という感じでこなしていました」
高校入学時のストレートの球速は130キロ台前半だったが・・・
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