このままでは終われない。年齢やチーム事情、故障など、さまざまな理由で2024年の契約を結べず支配下選手として新天地に移った男たちもいる。不意な移籍とはいえ、心機一転、再起を期すチャンスに変わりはない。全盛期はこれから──。野望を抱き、新たな球団で逆襲を期す男たちの決意を聞こう。 ※年齢は24年の満年齢 西川遥輝(楽天→ヤクルト) 得意舞台で疾走する

西川遥輝
交流戦での43盗塁は歴代6位タイ、成功率.896は盗塁数10傑の中でトップの成功率。現役最多332盗塁の韋駄天は「走り回る姿をお見せできれば」と初のセ・リーグを舞台に自信をみなぎらせる。「土俵に立たないと数字なんて追いかけられない」と目指すは全143試合出場。「とにかく打ちたい」とバットでもチームの勝利に貢献してみせる。
嘉弥真新也(ソフトバンク→ヤクルト) 自らの仕事を熟知
通算463試合登板と経験豊富なベテラン左腕。「そこを抑えるのが僕の仕事」と主にワンポイント起用でパ・リーグの左打者を苦しめてきた。最大の武器であるスライダーが精彩を欠いた2023年だが、不安は微塵もない。目標は50試合登板。「ここからまた一花咲かせるぐらい力をつけたい」と、その目はまだまだ燃えている。
増田珠(ソフトバンク→ヤクルト) 声とプレーで
福岡のムードメーカーが新天地・東京へ・・・
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