「伝説のエースたち」の定義は難しいが、挙げた白星の数が多ければ多いほど、その投手はチームに貢献した。そう断言して間違いないだろう。プロ野球は現在、12球団が稼働中。近鉄も含めた13球団について、チームごとの勝利数ランキングをお見せしよう。 ※記録はすべて2023年閉幕時点
※選手名はその球団で最終出場した時点の登録名
※セーブは1974年以降の記録のため、それ以前に引退した投手のセーブは空白
※△は左投げ 福岡ソフトバンクホークス
通算5616勝 5000敗 402分(勝率.529) 黄金期を支えた偉大なエースの輝かしい功績だけではない。ランキング上位者の中にはコツコツと勝ちを積み上げてきた“堅実家”も。トップ2がまさにその代表例で、
皆川睦雄が後者、
杉浦忠が前者と言える。
皆川睦雄、杉浦忠[右]
ともに南海一筋で現役生活を終えた2人は、皆川が1954〜71年、杉浦が58〜70年と同時期にチームを支えた。1年目から27勝を挙げて20勝以上が5度(うち30勝以上が2度)の杉浦に対し、皆川は20勝以上が68年の31勝のみ。それでも8年連続を含む12度の2ケタ勝利で221勝は堂々の球団トップだ。
ほかにランキングの中で目を引くのは・・・
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