捕手における技術向上が年々進んだ平成の時代。頭角を現した捕手たちは自然とチームの中心に座っていった。プレー内外において、まさに「扇の要」。自らの活躍で野球界における捕手の価値を高めたそんな主役級の男たちを取り上げる。 ※守備成績は捕手での出場時に限る 【後編】はこちらから 中村武志(中日など) 信頼厚き星野竜の司令塔
中村武志[中日-横浜-楽天]
【打撃成績】試1955、安1380、点604、本137、盗29、率.242
【守備成績】試1932、守備機会12688、守備率.995、盗塁阻止率.337
鉄砲肩で鳴らし、1980年代後半から中日の正捕手に定着。
星野仙一監督から最も鉄拳制裁を受けた選手であり、バッテリーを組んだ
山本昌は「打たれても絶対に投手の責任にしない捕手だった」と評価している。リスクを避ける守りのリード中心。ほぼ固定起用も
谷繁元信の加入で横浜へ移籍。意外性のある打撃も印象深い。
伊東勤(西武) 獅子黄金時代の頭脳
ライオンズ一筋22年、その間14度の優勝を経験し、うち12度は正捕手として貢献。昭和時代も含むがベストナインは10度、ゴールデン・グラブ賞は11度獲得した。投手を・・・
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