捕手における技術向上が年々進んだ平成の時代。頭角を現した捕手たちは自然とチームの中心に座っていった。プレー内外において、まさに「扇の要」。自らの活躍で野球界における捕手の価値を高めたそんな主役級の男たちを取り上げる。 ※守備成績は捕手での出場時に限る 【前編】はこちらから 城島健司(阪神など) 強肩強打、国内外で実力発揮
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城島健司[ダイエー、ソフトバンク-マリナーズ-阪神]
【打撃成績】試1323、安1406、点808、本244、盗72、率.296[NPB]
【守備成績】試1245、守備機会9259、守備率.993、盗塁阻止率.383[NPB]
強肩強打の高卒捕手はドラフト1位で鳴り物入りで入団。
王貞治政権下で、1年目から一軍でマスクをかぶった。当時の左右のベテランエース、
工藤公康と
武田一浩に実戦の中で配球面を鍛えられ力を付けていく。そしてダイエー、ソフトバンクの正捕手として、黄金期を支えた。座ったまま二塁へ送球するなど強肩を持つ傍ら、主軸打者としても2001年以降5年連続20本塁打以上を放っている。また、06年からは海を渡りマリナーズに移籍。1年目には18本塁打を放つなど、パワーのある打撃を披露し、日本人初の捕手メジャー・リーガーとして4年間活躍し、日本球界復帰後も阪神で主戦を担った。
中嶋聡(オリックスなど) 数多の名投手と組み
強肩を武器に1995年から
オリックスのリーグ連覇に貢献。試合前に27アウトをシミュレーションするなど準備を欠かさず、
日本ハム時代の2006年には・・・
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