プロ野球90年の歴史を彩ってきた守備の花形・遊撃手。どのチームにも球団史を代表するショートの名選手が存在するが、ここでは週刊ベースボール編集部の各担当が、その球団の歴代遊撃手5人を厳選。守備力は数値で測りにくいため、打撃成績などを含めた総合的な印象度からピックアップした。2004年限りで消滅した近鉄を含む13球団から計65人の遊撃手の勇姿をじっくりとご覧いただきたい。 【No.1】大橋穣 広い守備範囲を象徴した“芝”
1972年から7年連続でダイヤモンドグラブ賞受賞と、阪急黄金期を支えた。堅実かつ強肩を生かしたアグレッシブな守備は華麗で、周囲を魅了。ゆえに守備位置も普通の遊撃手よりも数メートル後ろで、守りやすさを考えて内野後方、外野前方の芝を刈ったという逸話もある。
【No.2】阪本敏三 渋いプレーが光った職人
1年目にプロ初安打を初本塁打で飾ってレギュラー定着。正遊撃手となったのは2年目の1968年で、俊足ではなかったものの投手のクセを盗み・・・
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