昨夏は投打がかみ合い、7年ぶりに都市対抗を制した。連覇をかけて臨む今大会も隙のない野球で勝利を目指す。『レッドクルーザーズ』が頂上へ向かって走り出す。 取材・文=小林篤 写真=桜井ひとし、BBM 慢心やおごりはみじんもない。王者は東京ドームで5勝することに照準を合わせて、着々と準備を進めてきた。
連覇を狙う2024年、就任6年目を迎えた藤原航平監督(中大)は、「去年が良かったからといって、そこに戻るのはやめよう」と『脱2023』をテーマに掲げてチームを始動させた。投手では
松本健吾(亜大)が
ヤクルトに入団し、野手はベテランの樺澤健(東農大)が引退。選手の入れ替わりがある中、昨年を超えるチームをつくろうと取り組んできた。
春から夏にかけて若い力が台頭してきた。優勝した5月のJABA九州大会では入社2年目の
増居翔太(慶大)が好投。二大大会で登板経験のない左腕が最高殊勲選手賞に輝く活躍を見せた。野手では・・・
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