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プロ野球90年特集 魅惑のサウスポー

意外と最近の投手が多い? 外国人左腕勝利数ランキング

 

外国人投手の左腕に限定した勝利数をランク化した。外国人投手の最多勝は1980年代から90年代にかけて活躍した郭泰源(西武)の117勝だが(303勝のスタルヒンは無国籍で外国人ではない)、左腕に限ると現役を含む最近の投手が上位にひしめく。
※球団はNPBにおける最終所属
※現役のメルセデス、モイネロの成績は2024年8月15日現在


1位★57勝 K.ジョンソン(広島) 外国人2人目の沢村賞


クリス・ジョンソン[広島]128試合/57勝37敗0S/防御率2.76


 現時点でNPBの外国人左腕投手の通算最多勝。日本ではカープ一筋6年間プレーし、2ケタ勝利4回。15年は防御率1.85でタイトルを獲得し、15勝7敗とキャリアハイの成績を残した。翌16年は外国人投手として史上2人目(1人目は64年の阪神ジーン・バッキー)の沢村賞に選出。同年からのリーグ3連覇に先発陣の中心として貢献した。

2位★37勝 メルセデス(ロッテ) 打線の援護がもっとあれば……


メルセデス[ロッテ]123試合/37勝42敗1S/防御率3.07


 打者のタイミングやコースを外してゴロを打たせる技巧派タイプ。2018年に入団した巨人では5年間で81試合に先発し、29勝28敗という良くも悪くもない成績で、昨年ロッテに移籍。今年も先発ローテーションをきっちりと守り・・・

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