今のチームの強みとして、床田寛樹も自信を持って「投手陣」と答える。先発陣、リリーフ陣ともに開幕から大崩れすることなく、迎えた9月。その“軸”となる頼もしき男たちは、勝負の時でも揺るがない。 ※成績など情報は9月1日現在、年齢は2024年の満年齢 森下暢仁 脅威を増した“二刀流”

森下暢仁[27歳/右右/5年目]
【2024年成績】18試合、10勝5敗0S0H、125回2/3、86奪三振、防御率1.65
気がつけば2ケタ10勝に到達していた。たとえ、その日の状態が良くなくても、ひとたびマウンドに上がれば最低限の仕事はやってのける右腕。“負けない投球”でチームをけん引し、ここ一番ではさすがの勝負強さを発揮する。もともと打撃は「大好き」だが、今季は“強打者ぶり”にも磨きがかかり、一時は4割を超える高打率を誇っていた(9月1日現在、41打数11安打で打率.268)。投げてよし、打ってよしは、相手にとって脅威でしかない。
大瀬良大地 チームに捧ぐ魂の投球
覚悟を決めた男は、強い。昨オフの自身3度目となる右肘手術を経て見せる投球は、ある意味“新境地”だ。真っすぐとカットボール以外の“第3球種”以降のボールも巧みに操り、6月7日の
ロッテ戦(マツダ
広島)ではノーヒットノーランを達成。勝利への渇望も、個人の成績というところは関係なし。「今年は“僕が投げた試合で”チームが勝つこと」を意識していると、はっきりと言葉にする。だからこそ・・・、中途半端な投球はしない。エースはやはり、エースなのだ。
栗林良吏 記録以上のこだわり
9回に“君臨”する・・・
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