「世代ナンバーワン」と言われる報徳学園高・今朝丸だけでなく、2024年の高校日本代表も、将来有望な18人がメンバーに名を連ねた。プロ志望届を提出することが有力視される選手を中心に、有力選手を紹介する。 取材・文=沢井史 
小倉全由監督が指揮した高校日本代表。将来の野球界を背負う逸材たちが顔をそろえた[写真=宮原和也]
石塚&箱山はプロ志望
今年の高校生遊撃手で世代ナンバーワンの呼び声が高い花咲徳栄高・石塚裕惺は、国内直前合宿から一人だけ飛距離、打球の伸びが群を抜いていた。高校日本代表として初めての対外試合となった近大との練習試合では中前に鋭い安打をはじき返し、関西学生野球連盟選抜チームとの練習試合では左翼線を破る二塁打を放つなど、木製バットにも難なく対応していた。U-18アジア選手権では香港とのオープニングラウンド初戦で、同代表で初めて四番に座り、4打数3安打4打点。鋭いスイングに「高校生の中に1人だけ大学生がいるみたい」と称賛するスカウトもおり、スケールの大きさは健在。石塚はプロ志望を表明している。
同じ遊撃手としては早実・宇野真仁朗も高い実力を発揮した。今春の東京大会から木製バットを手にして・・・
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