若き力の台頭は、明日のチームに明るい光りを灯す。今季100試合超を戦ってきた中で、奮闘してきたルーキーをピックアップ。プロの世界に挑む新人の躍動は、チームに変化と進化をもたらしていく。 ※成績は9月15日時点 【パ・リーグ編】はこちら 巨人・西舘勇陽 先発としての再出発

西舘勇陽[巨人/投手/ドラフト1位]
【2024年成績】27試1勝3敗19H1S、防4.23
代名詞と言える“スーパークイック”から最速155キロのストレートに変化球を巧みに操る右腕は、開幕からリリーフとしてフル回転。新人としてNPB記録となる開幕から10試合連続ホールドをマークし、「勝ちパターンで行きたい」と言っていた
阿部慎之助監督の期待に応える滑り出しを見せた。だが、6月に入るとスタミナ切れもあって6試合で防御率7.71とプロの洗礼を浴び、二軍降格に。この時期にはブルペン陣が充実の一途だったこともあり、指揮官は「次世代のローテーションに」と未来への期待を込めて先発での再調整となった。プロ初先発となった8月23日の
中日戦(東京ドーム)は5回6安打4失点と試合をつくれなかったものの、周囲の期待値に変わりはない。
DeNA・石田裕太郎 強心臓で先発支え
シンカーをはじめとした多彩な変化球と制球力を武器に4勝をマークし先発陣を支えている。6月16日の
西武戦(ベルーナ)ではマダックス(100投球未満の完封勝利)を達成し・・・
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