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プロ野球90年特集 本塁打への憧憬 夢を乗せて飛ぶボール

<名場面プレイバック>“燃える男”長嶋が天覧試合でサヨナラ本塁打 プロ野球が国民的スポーツとして認められた日

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野球の華であるホームラン。最高の1本を打つために打者は一心不乱にバットを振り込む。その積み重ねがファンの夢を呼ぶ。長い歴史で積み重ねられてきたホームランを振り返っていく。プロ野球90年の歴史で本塁打にまつわる名場面は多数あったが、厳選した代表的なシーンをお見せしよう。

1959年6月25日 巨人阪神 11回戦(後楽園)

長嶋は立大時代から人気者だったが、この試合の2本塁打で国民的英雄としての立場を一層固めた


タイムリミット直前の幕切れ


 プロ野球90年の歴史を振り返ると、両チーム合わせて本塁打が5本も飛び出したこの試合が転換点となった。終戦から14年。決まった経緯は略すが、昭和天皇と皇后が後楽園球場で巨人対阪神の公式戦を観戦。「天覧試合」だ。

 先発投手は・・・

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