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プロ野球90年特集 本塁打への憧憬 夢を乗せて飛ぶボール

<Editor’s Column>今こそ、本塁打の復権を

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終戦直後の国民の多くは、大下弘[セネタース]の本塁打にあこがれた


最もHRが出やすかった東京スタジアム


 こんなデータがある。プロ野球のセ・パ両リーグの公式戦は今季終了時点で6万1571試合が271球場で開催され、10万7036本の本塁打が飛び出した。1試合平均では、1.74本だ。

 271球場のうち、300試合以上の開催は27。その中で1試合あたりの平均本塁打が最多の球場は2.27本の東京スタジアムで、最少は0.85本の駒沢球場だった。

 東京スタジアムは1962~72年に大毎・東京・ロッテが本拠地とした下町の球場。このころのオリオンズには山内一弘榎本喜八アルトマンなど強打者が多かった。ロッテの投手だった木樽正明は「(東京スタジアムは)膨らみがなかったので・・・

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