
8月2日のロッテ戦[京セラドーム]に敗れて1分けを挟んで10連敗。中嶋聡監督[写真中央]も低調な打線は悩みの種だった
<攻撃力>OFFENSIVE REVIEW
スケールアップが予感されたが、ふたを開けてみれば沈黙。昨季の優勝メンバーに
広島からFA宣言した
西川龍馬を招き入れて打線強化を図るも、その西川は不慣れなパ・リーグの投手に苦戦し、昨季の首位打者・
頓宮裕真、長打力抜群の
森友哉らの主軸の状態が上がらず。ロースコアの展開に持ち込みながら、得点を奪えず競り負けることが多かった。
中川圭太、
宗佑磨ら連覇を支えた面々もしかり。ベテラン・
西野真弘が好調を維持して存在感を示したものの、好調な選手に限って故障する負の連鎖。“泣きっ面に蜂”の状態は、リーグ5位のチーム打率、本塁打、得点数などの数字に表れ、7月末からの1分けを挟んだ10連敗中は1試合平均約2.2得点。シーズンを通しても球団ワーストタイの24度の完封負けと打線は低調に終わった。
ただ、光も差している。高卒6年目の
太田椋が、一時打率3割をキープするなど安定感がアップ。勝負強さを示して、一時は三番に定着した。さらに・・・
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