
阿部監督就任1年目にしてV奪回に成功した
<攻撃力>OFFENSIVE REVIEW
新たに就任した
阿部慎之助監督は「打って勝つのはなかなか難しい。“ホームラン待ち”みたいな野球ではなかなか勝てない」とはっきり口にした。そこで攻撃陣に求めたのが“自己犠牲”の精神。犠打や進塁打を絡めながら少ない好機をモノにして1点を積み上げる。もちろんそこには“考える力”、状況に応じた判断力も求められる。
結果的に、この方針転換がのちの危機を乗り切る要因となった。終わってみれば昨季の12球団トップとなる164本塁打から今季は81本塁打と半減。攻撃陣の破壊力は大きく目減りすることになったからだ。
開幕前には期待の大砲候補、R.オドーアが電撃退団。外野陣は開幕を迎えてもレギュラーが定まらず、主軸のバットも湿ったままで、大黒柱であるべき
坂本勇人は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン