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2024年プロ野球ペナントレース総括

【2024年ペナントレース総括】中日・脆さが目立ったビジターでの戦い 好調なスタートも3年連続最下位

 

最終戦に敗れて3年連続の最下位。低迷期はいつまで続くのか……


<攻撃力>OFFENSIVE REVIEW


 今季もまた得点力不足は解消されなかった。同じ143試合で昨年の390得点から373得点にダウン。1試合平均2.61点と3点未満はリーグワースト。打率.243はヤクルトをわずかに上回ってリーグ3位ながら、ヤクルトの506得点とは大きな差がある。その要因はリーグワーストの得点圏打率.226。好機での弱さは際立っていた。3点未満は無得点18試合を含む82試合を数え、20勝56敗6分け。先手を許すとズルズルと後退していく試合が多かった。

 開幕四番に座った中田翔は4月こそ存在感を発揮したが、以後は故障も響いて本来の力を発揮できず、岡林勇希も打撃不振で前半戦はリードオフマンの役割を果たせなかった。和製大砲の石川昂弥も伸び悩み・・・

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