チーム防御率3.02だが、1試合平均得点は2.45。1試合の得点が失点を上回れないのだから負け数が増えていくのは当然だ。屈辱的な大敗を喫した今季の西武。その要因は打線にあるが、0ストライク時に結果を残せなかったのが痛かった。 
主力の外崎修汰も0ストライク時に打率.200と苦しんだ
1試合平均2.45得点
借金は42を数え、勝率.350で断トツ最下位に沈んだ西武。8月12日、シーズン102試合目で優勝の可能性が完全消滅し、同30日にはBクラスが確定してクライマックスシリーズ進出の夢も断たれた。開幕からペナントレースで蚊帳の外に置かれ続けたが、その大きな要因は歴史的貧打にあった。
チーム打率.212は1957年大映がマークした.213を下回るパ・リーグ史上ワースト記録。チーム本塁打も60本に終わり、西鉄時代の51年に記録した63本に届かず、球団ワーストを更新した。チーム得点圏打率も.221とチャンスに弱い。そもそも出塁数1376はリーグ最少で残塁数1072は同最多。塁上を走者がにぎわすことなく、かつ・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン