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【File.13】パ史上最悪チーム打率.212の西武打線 ファーストストライクを打ち損じて陥った貧打

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チーム防御率3.02だが、1試合平均得点は2.45。1試合の得点が失点を上回れないのだから負け数が増えていくのは当然だ。屈辱的な大敗を喫した今季の西武。その要因は打線にあるが、0ストライク時に結果を残せなかったのが痛かった。

主力の外崎修汰も0ストライク時に打率.200と苦しんだ


1試合平均2.45得点


 借金は42を数え、勝率.350で断トツ最下位に沈んだ西武。8月12日、シーズン102試合目で優勝の可能性が完全消滅し、同30日にはBクラスが確定してクライマックスシリーズ進出の夢も断たれた。開幕からペナントレースで蚊帳の外に置かれ続けたが、その大きな要因は歴史的貧打にあった。

 チーム打率.212は1957年大映がマークした.213を下回るパ・リーグ史上ワースト記録。チーム本塁打も60本に終わり、西鉄時代の51年に記録した63本に届かず、球団ワーストを更新した。チーム得点圏打率も.221とチャンスに弱い。そもそも出塁数1376はリーグ最少で残塁数1072は同最多。塁上を走者がにぎわすことなく、かつ・・・

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