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2025球界大展望 12球団最速戦力分析

【12球団最速戦力分析】ヤクルト・整備が進む課題の投手陣 熱帯びる外野2枠の競争

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今年も毎年恒例の12球団「最速」戦力分析をお届けしよう。セ・リーグは巨人が大型補強に成功。他球団も戦力を整備して頂点を目指す。
※情報はすべて12月22日現在。総合力は2025年の球団担当評価(A~C)。選手の年齢は2025年の満年齢、予想オーダーなどの△は左打ち(投手は左投げ)、□は両打ち

若手の台頭を待ちつつ、小川[写真]に山田ら“オーバー30”の復活が待ち望まれる


投手力


 吉村と高橋の同学年コンビが左右のエース格。後に続く存在が現れれば、安定感は増す。大型ドライチ新人の中村優は超即戦力も過度な期待は禁物なだけに、復帰した奥川、ケガに泣いた小川、新助っ人・ランバートの出来がチーム浮上のカギを握る。救援陣はポジションが未確定。清水→田口のリレーが復活するのか、それとも小澤が引き続き9回を担うのか。矢崎、バウマンの実績十分な新加入組、2年目の石原勇輝ら新顔も交えた競争でブルペン陣の活性化に期待したい。課題と言われた投手陣だが、整備が着々と進んでいる。

打撃力


 オスナサンタナの両助っ人は2024年シーズン中に新たに3年契約を結び流出を阻止。故障者も続々と復帰の目途が立っており、強力打線復活が期待される。空きポジションは中堅と右翼か。西川に復帰が見込まれる塩見の30代2人が筆頭候補も、若手も必死にレギュラーの座を狙う。固定化が続く内野陣は・・・

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