昨季途中から横浜に帰ってきたが、日米の野球の差と調整遅れに思うような結果を残せないシーズンを過ごした。しかし、勝負強さは健在。今季はA班キャンプでしっかり調整し、開幕からスタメンで暴れ回る準備をしている。 取材・構成=早川大介 写真=宮原和也 ※年齢は2025年の満年齢 
春季キャンプではA班で過ごし、上々の仕上がりを見せた
戻りつつある感覚
──昨年、6年ぶりにチームに復帰しましたが、行く前と帰ってきたときとで、チームの雰囲気などに変化を感じたところはありましたか。
筒香 そうですね。チームとしてはもちろん取り組みというのも年々変わってきてますし、僕が以前いたときとは違うものがあったと思います。
──具体的にはどんなところに感じましたか。
筒香 フロントを含めて、僕がいたときよりも優勝に向けてより一層、強い思いを持っていました。チーム全体にそれをすごく感じましたし、選手自身も僕が以前いたときに若手だった選手が経験を重ねて中堅、ベテランになってきて、チームのことをすごく考えるようになってくれていたのは頼もしかったです。
──日本の球界、野球に変化はありましたか。
筒香 投手に関して言えば球速が速いピッチャーが増えた印象がありましたし、打者も飛距離が遠くに飛ぶような選手も増えたなと。単純に選手のパワーが上がった。速いボールを飛ばす選手が増えたなっていう印象はあります。
──昨年は当初、アメリカでシーズンに入ることを前提に準備をしていて、帰ってきた直後は日本の野球になかなか苦労されていたようでしたが、後半になると、大事な場面、特に日本シリーズの第6戦の先制弾が象徴するように、だいぶアジャストされてきたように感じました。
筒香 もちろん、アメリカと日本のピッチャーでは、タイミングや傾向などいろいろなことが違っていたので、なかなかそこにアジャストできなかった。それは僕の技術不足なんですけど、昨年はキャンプも日本でスタートしていないので、ある程度は時間がかかるかなというのはありました。さらに夏場にはケガも重なり(左肋骨の疲労骨折)、それで試合にも出場できず、自分のイメージしていた時期よりも、いい感覚が出てくるのがかなり遅れた印象です。だけど、日本シリーズが始まる2日前ぐらいの練習から、急にずっと探してた感覚が、ちょっとずつ戻ってきたかなというような感じがありました。
──その感覚というのは、言葉にするのは難しいと思いますが……。
筒香 どうしても体が、ピッチャーのほうに流れてしまう、突っ込んで行ってしまうような感覚があったので・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン