これまでありそうでなかった? 日本人メジャーの名鑑一覧。本誌では初の試みだ。日本の高校を卒業し、メジャー昇格を果たした77選手を収録。1964年にマッシー村上がメジャー・デビューしてから2025年オフにメジャー契約を果たした3人まで、Part1〜5にわけて紹介していこう。 写真=Getty Images ※名鑑写真はメジャー1年目を使用 [凡例]❶生年月日❷投打❸身長体重❹出身地❺球歴・入団経路(自由契約での移籍もFAに含む。渡米年数)❻メジャー初出場試合❼主なMLBタイトル❽血液型 川崎宗則(内野手)[61][66] かわさき・むねのり❶1981.6.3❷右左❸180cm79kg❹鹿児島❺鹿児島工高-ダイエー・ソフトバンク00[4]-マリナーズ12(FA)-ブルージェイズ13-カブス16-ソフトバンク17途-独立など=米5年❻2012.4.7アスレチックス=オークランド・コロシアム❽A 明るいキャラクターでチームに溶け込み、一気にトロントの街の人気者に。
ダルビッシュ有(投手)[11][21] だるびっしゅ・ゆう❶1986.8.16❷右右❸196cm100kg❹大阪❺[甲]東北高-日本ハム05[1]-レンジャーズ12(ポスティング)-ドジャース17途-カブス18-パドレス21=米13年❻2012.4.9マリナーズ=レンジャーズ・ボールパーク・イン・アーリントン❼最多奪三振13、最多勝20❽A 実績は申し分なし。日本人唯一の最多勝の経験者。
岩隈久志(投手)[18] いわくま・ひさし❶1981.4.12❷右右❸190cm95kg❹東京❺堀越高-近鉄00[5]-オリックス05-楽天05-マリナーズ12(FA)-巨人19〜20=米6年❻2012.4.20ホワイトソックス=セーフコ・フィールド❽AB 精密な制球と投球術を武器に先発ローテーションに定着。15年8月12日のオリオールズ戦でノーヒットノーランを達成した。
藤川球児(投手)[11][21] ふじかわ・きゅうじ❶1980.7.21❷右左❸184cm86kg❹高知❺[甲]高知商高-阪神99[1]-カブス13(FA)-レンジャーズ15-独立など-阪神16〜20=米3年❻2013.4.1パイレーツ=PNCパーク❽O 初登板は開幕戦セーブと上々のスタートだったがその後はトミー・ジョン手術で長期離脱するなど、NPB時代のような輝きを放てず。
田中賢介(外野手)[37] たなか・けんすけ❶1981.5.20❷右左❸176cm78kg❹福岡❺[甲]東福岡高-日本ハム00[2]-ジャイアンツ13(ポスティング)-マイナー14-日本ハム15〜19=米1年❻2013.7.9メッツ=AT&Tパーク❽O 日本では二塁手として知られていたがメジャーではなんと左翼手として起用。15試合出場で8安打と結果を残したとは言い難い。
田中将大(投手)[19] たなか・まさひろ❶1988.11.1❷右右❸190cm98kg❹兵庫❺[甲]駒大苫小牧高-楽天07[1]-ヤンキース14(ポスティング)-楽天21-巨人25=米7年❻2014.4.4ブルージェイズ=ロジャース・センター❽B ヤンキースで6年連続2ケタ勝利など安定的な成績を残した。MLB通算78勝は野茂、ダルビッシュ、黒田に次ぎ4位である。
和田毅(投手)[67][18] わだ・つよし❶1981.2.21❷左左❸179cm77kg❹島根❺[甲]浜田高-早大-ダイエー・ソフトバンク03自-オリオールズ12(FA)-カブス14-ソフトバンク16〜24=米2年❻2014.7.8レッズ=グレート・アメリカン・ボール・パーク❽O 最初に契約したオリオールズでは故障に苦しみ、メジャー初登板は渡米して3年目だった。
村田透(投手)[61] むらた・とおる❶1985.5.20❷右左❸183cm79kg❹大阪❺[甲]大体大浪商高-大体大-巨人08[1]-インディアンス11(FA)-日本ハム17〜21-独立など=米3年❻2015.6.28オリオールズ=オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ❽O インディアンスとマイナー契約で渡米5年目に念願のメジャー昇格も、先発1試合のみ。
前田健太(投手)[18] まえだ・けんた❶1988.4.11❷右右❸185cm83kg❹大阪❺[甲]PL学園高-広島07[1]-ドジャース16(ポスティング)-ツインズ20-タイガース24-楽天26=米9年❻2016.4.6パドレス=ペトコ・パーク❽A 先発として2ケタ勝利を挙げる一方、救援でも結果を残し、ポストシーズンでも重要な役割を担った。今季からNPB復帰。
大谷翔平(投手・DH)[17] おおたに・しょうへい❶1994.7.5❷右左❸193cm97kg❹岩手❺[甲]花巻東高-日本ハム13[1]-エンゼルス18(ポスティング)-ドジャース24=米8年❻2018.3.29アスレチックス=オークランド・コロシアム=打者、2018.4.1アスレチックス=オークランド・コロシアム=投手❼ア本塁打王23、ナ本塁打王24、ナ打点王24、ア新人王18、アMVP21、23、ナMVP24〜25❽B 前例なき道を進む。
平野佳寿(投手)[66][6] ひらの・よしひさ❶1984.3.8❷右右❸186cm88kg❹京都❺[甲]鳥羽高-京産大-オリックス06希-ダイヤモンドバックス18(FA)-マリナーズ20-オリックス21=米3年❻2018.3.29ロッキーズ=チェイス・フィールド❽O 複数球団で終盤の重要な場面を任され、制球力と経験に裏打ちされた安定した投球で登板数を積み重ねた。
牧田和久(投手)[53] まきた・かずひさ❶1984.11.10❷右右❸177cm85kg❹静岡❺静清工高-平成国際大-日本通運-西武11[2]-パドレス18(ポスティング)-楽天20〜21-独立など=米1年❻2018.3.30ブリュワーズ=ペトコ・パーク❽A MLBには短期間の在籍ながら登板機会を得た。メジャーでは珍しく打者の反応を引き出す投球を披露したアンダースロー。
菊池雄星(投手)[18][16] きくち・ゆうせい❶1991.6.17❷左左❸184cm100kg❹岩手❺[甲]花巻東高-西武10[1]-マリナーズ19(ポスティング)-ブルージェイズ22-アストロズ24途-エンゼルス25=米7年❻2019.3.21アスレチックス=東京ドーム❽O 球威ある直球を軸に高い奪三振能力を示し、計算できる先発投手として毎年一定の投球回数を確保している。
秋山翔吾(外野手)[4] あきやま・しょうご❶1988.4.16❷右左❸184cm86kg❹神奈川❺横浜創学館高-八戸大-西武11[3]-レッズ20(FA)-広島22途=米2年❻2020.7.24タイガース=グレート・アメリカン・ボール・パーク❽A 日本では安打製造機だったがMLBでは投手への対応に苦しんだ。出場機会の中で調整を重ねたものの、結果は安定しなかった。
筒香嘉智(内野手)[25][28][32] つつごう・よしとも❶1991.11.26❷右左❸185cm97kg❹和歌山❺[甲]横浜高-横浜・DeNA10[1]-レイズ20(ポスティング)-ドジャース21途-パイレーツ21途-DeNA24途=米3年❻2020.7.24ブルージェイズ=トロピカーナ・フィールド❽A 複数球団で起用されながら日本とは異なる投手傾向に適応を模索し、試行錯誤の連続だった。