21歳が一つの大きな決断を下した。仙台大の159キロ右腕が昨年12月22日、ペンシルベニア州立大に編入することが決定。同校野球部のSNSを通じて、発表された。2026年のリーグ戦は出場しない見込みで、サマーリーグに参加し、27年はリーグ戦に出場しながら同年7月のMLBドラフトでの指名を待つ考えだという。26年のNPBドラフトの目玉の一人の進路に、注目が集まっている。3つの視点から動向を探っていく。 写真=矢野寿明 
昨年7月の日米大学選手権では侍ジャパンの5戦全勝優勝に貢献。メジャー予備軍に対し第4戦[新潟]では自己最速を1キロ更新する159キロを計測した
令和世代の発想
仙台大の3年生・
佐藤幻瑛が学生ラストイヤーを前に、アメリカの大学に編入。この進路決定について、まず衝撃を受けたのがNPBスカウト関係者だった。佐藤は2026年のドラフトにおける「超目玉」に挙がっていた逸材。某球団のスカウト幹部は、正直な思いをこう明かす。
「目を疑いました。こちらも報道で知ったんです。こんなことがあるんだ、と……。右投手では青学大・
鈴木泰成(4年・東海大菅生高)と並ぶ1位候補でした。フォームに馬力があり、ボールにも球威がある。力感なく、コンパクトな腕の振りで球速が出る。近いうちに160キロも突破するでしょう。毎年のように出てくるタイプではない、パワーピッチャーです。今回のアメリカの大学への編入により、最上位として評価していた26年のドラフト対象選手が1人、いなくなることを意味します」
決断に際して・・・
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