プロ野球の幕を開けた1936年から、現在に至るまで、90年にわたって数多の名勝負が繰り広げられてきた“伝統の一戦”。巨人優位の歴史が刻まれてきた中で、2リーグ分立以降では初めて阪神がライバルを従えての優勝を成し遂げた。両雄による激闘の歴史を振り返る。 写真=BBM ※企画内の球団名称は阪神と巨人で統一。阪神の球団名の変遷は1939年まで大阪タイガース、40年から阪神、46年から大阪タイガース、61年から阪神タイガース。巨人の球団名は46年まで東京巨人軍、47年から読売ジャイアンツ
※成績・情報は10月4日時点 
東京ドームでの“伝統の一戦”で幕を開けた今季の戦いもフィナーレが近づいている
■阪神&巨人のリーグ1・2位フィニッシュ 
※差はゲーム差。2026年は10月4日時点
■2リーグ制以降の阪神優勝時 伝統の始まり
1936年から始まったプロ野球の歴史は、巨人と阪神の歴史とも言える。公式記録として認定されるようになったのは同年7月1日から行われた「第2回全日本野球選手権」、NPBの記録では「1936秋」と表記されているものからだ。4度のリーグ戦と2度のトーナメントがあり、優勝1点、同率優勝なら0.5点の勝ち点が与えられ、2.5点で並んだ巨人と阪神の間で年度優勝決定戦が洲崎球場で開催された。
初戦は巨人のエース・
沢村栄治から阪神のエース兼主砲の
景浦将が3ランを放つも、巨人が5対3で先勝。第2戦は阪神が連投の沢村から5点を奪って5対3で勝利。決着は最終戦に持ち込まれる。運命の第3戦はリリーフした沢村の快投もあって巨人が4対2で勝利。今に通じる「伝統の一戦」の幕開けは巨人に軍配が上がり、初代王者の座に就いた。
もちろん・・・
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