過去に都道府県出身者別ベスト9選定企画は何度かあったが、今回は、少しテーマを変え、都道府県別の高校出身者の現役選手を中心にベストナインを選んでみた。つまり過去、兵庫組としていた田中将大(ヤンキース)は北海道、大阪組のダルビッシュ有(カブス)は宮城となる。なお、すべては編集部選定、異論・反論もたくさんあると思うが、ひとまずご容赦を。 全国屈指の野球強国は、
広島商高、広陵高の2強を軸に歴史が刻まれてきた。
現役の四番クラスの選手が多く、広島工高の新井貴浩(広島)、広島商高の
柳田悠岐(
ソフトバンク)、崇徳高の
井上晴哉(
ロッテ)がいる。歴代でも四番に定着していたレジェンドは少なくない。廿日市高出身でミスターカープ、
山本浩二(山本浩司)、広島商では
鶴岡一人(南海)、
山本一義(広島)、呉港中のミスタータイガース、
藤村富美男、のち大阪・浪商高に転校するが、
張本勲も一時期、松本商高(現瀬戸内高)にいた。
少しずつ広陵に離されているが、広島野球の象徴はやはり広島商高だ。75年広島初Vに貢献した
大下剛史、
三村敏之の内野手。クセモノ捕手・
達川光男、
阪神の左腕・
山本和行など、戦後も印象深い選手が多い。
戦前から多くの大物を輩出。とても並べきれないが・・・
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