FA選手の移籍が決着を迎え、春季キャンプに向けて各球団の陣容が固まってきた。戦力の整備に成功した球団はどこなのか。チーム方針に沿う補強はできたのか。12球団の移籍&補強動向をチェックしていこう。 ※情報は1月13日時点。「オフの主な移籍動向」の「戦力値」はチームに与える影響度、S〜Dの5段階 巨人からの移籍が決まった長野。この判断がどう出るか?
吉か凶か、長野の指名
FAで巨人に移る丸の人的補償選手が
長野久義で決まり、補強戦線は一段落となった。これまではFAの人的補償選手については若い選手を指名し、育成するパターンを採ってきたカープだが、今回は4連覇がかかったシーズンでもあり、現実路線を採った格好となった。
これにより、丸の抜けた外野のポジションと、三番打者の穴については、ある程度小さくできる目途は立ったといえよう。
野間峻祥がセンターに回り、レフトは長野と外野コンバートの
西川龍馬で競争、あるいはツープラトーンとすればある程度計算が立つ。野間が故障や不調の場合でも長野がセンターに回る形が可能だ。さらに
松山竜平、
サビエル・バティスタはファーストもレフトもでき、打線に大きな穴が空くことは防げそうだ。
ただ・・・
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